高知の夏の猛暑対策!庭やテラスを涼しくするオーニング・シェードの効果的な選び方。

「ああ、またこの季節がやってきたか…」

毎年、夏の訪れとともに、そう思わずため息をついてしまうことはありませんか?

ここ高知県は、全国でもトップクラスの日照時間を誇る土地です。太陽の恵みは本当にありがたいものですが、真夏に照りつける日差しは「厳しい」という言葉を通り越して、もはや「痛い」と感じるほどですよね。

せっかく素敵なお庭やウッドデッキがあっても、日中はとてもじゃないけど外に出て過ごす気にはなれない。窓から容赦なく差し込む熱気で、リビングのエアコンは朝から晩までフル稼働。

その結果、夏の電気代の請求書を見て、また深いため息をつく…。統計を見ても、私たち四国地方は全国的に夏の電気代が高い傾向にあるようです。これも、この気候ならではの悩みかもしれません。

そして、夏から秋にかけて心配なのが、毎年やってくる台風の存在です。ホームセンターで買った日除けシェードを「台風が来るぞ」と聞くたびに、慌てて取り外しては仕舞い、また取り付ける。そんな作業を繰り返すうちに、「そもそも、この強風に本当に耐えられるんだろうか?」という不安が、心のどこかにずっと居座り続ける…。

そんな暮らしは、本当に疲れてしまいますよね。

「この状況をなんとかしたい。でも、オーニングとかシェードとか、色々ありすぎて何を基準に選んだらいいのか、さっぱり分からない…」

もしあなたが今、そんな言葉にならないモヤモヤを抱えているのなら、この記事はきっとお役に立てるはずです。そのお悩み、痛いほどよく分かります。

こんにちは、高知の外構・エクステリア専門工事会社「コウケンガーデン」の池本です。私はこの道約20年、ここ高知の地で、本当にたくさんのお客様のご家庭の外構工事をお手伝いさせていただきました。

本題に入る前に、少しだけ私の仕事に対する考えをお話しさせてください。

私がこの仕事で一番大切にしているのは、「商品を売ること」ではありません。私がお客様にお届けしたいのは、工事が終わったその先にある、「これからもずっと続く、ご家族の快適な暮らしと、心からの安心感」です。

エクステリアは、決して安い買い物ではありません。だからこそ、目先の価格の安さだけで選んで、後から後悔するようなことだけは絶対にしてほしくないのです。品質を犠牲にして得られる安さは、長い目で見れば、故障や事故のリスクを抱え込むことになり、結局は「高い買い物」になってしまうと、私はこの20年の経験で嫌というほど見てきました。

私の仕事は、工事が完了してからが、お客様との本当のお付き合いの始まりだと考えています。「売りっぱなしにしない」。これが、私が創業以来ずっと守り続けている信条です。

この記事では、そんな私の20年間の知識と経験のすべてを、正直にお伝えしようと思います。商品の良い点だけでなく、プロとして注意してほしい点や、知っておくべきデメリットも包み隠さずお話しします。この記事が、あなたの「後悔しない選択」をするための、心強い味方になれれば、これほど嬉しいことはありません。

高知の猛暑を乗り切る日除け対策:「オーニング・シェードの選び方」3つの選択肢

それでは、具体的に高知の夏を快適にするための日除けには、どのような選択肢があるのでしょうか。ここでは、代表的な3つの方法をご紹介し、それぞれの特徴をじっくりと解説していきます。ご自身の暮らしにどれが一番合いそうか、想像しながら読み進めてみてください。

選択肢①:デザイン性と機能性を両立する本格派「オーニング」

選択肢①:デザイン性と機能性を両立する本格派「オーニング」

まずご紹介するのが、日除けの王道とも言える「オーニング」です。建物の壁に直接取り付け、布製のキャンバス(生地)をアームで張り出すことで、お庭やテラスに快適な日陰空間を作り出すものです。代表的な商品としては、LIXILの「彩風(あやかぜ)」シリーズが有名ですね。

オーニングがもたらす最大のメリットは、その圧倒的な「遮熱効果」にあります。よくあるカーテンやブラインドは、一度室内に入ってしまった熱を遮る「室内日除け」ですが、オーニングは太陽の熱を「窓の外側で」カットします。

この違いが、室内の涼しさに大きな差を生むのです。ある大学の研究では、オーニングを設置することで、窓に何もない状態に比べて冷房費が約3分の1にまで削減されるというデータも出ています。これは、夏の高い電気代に頭を悩ませる高知のご家庭にとって、非常に大きな価値があるのではないでしょうか。

実際に、オーニングの下は日向に比べて体感温度が7℃も下がると言われており 11、まさに「涼しい木陰」にいるような心地よさを生み出してくれます。

そして、オーニングがもたらすのは涼しさだけではありません。おしゃれなキャンバスを一枚広げるだけで、殺風景だったお庭やウッドデッキが、まるでカフェのテラス席のような、心ときめく空間に生まれ変わるのです。実際に、以前に高知市で施工させていただいたT様からも、「今までは夏の日中は暑すぎて全く使えなかったウッドデッキで、子供たちがプール遊びをしたり、夫婦でゆっくりお茶を飲んだりできるようになって、暮らしが豊かになりました」という、本当に嬉しいお声をいただきました。

さらに、機能面でも優れています。LIXILの彩風に使われているキャンバスは、人体に有害とされる紫外線をほぼ100%カットしてくれます。これなら、小さなお子様がお庭で遊ぶ時も安心ですし、室内の大切な家具やフローリングが日焼けで色褪せてしまうのも防いでくれます。また、しっかりとしたアーム構造のおかげで、キャンバスの角度を20度以上に設定すれば、高知の夏によくある突然の夕立など、ちょっとした雨なら雨除けとしても十分に機能します。

もちろん、良いことばかりではありません。この後ご紹介する他の選択肢と比べると、価格帯はどうしても高くなります。また、高知の夏には切っても切れない台風との付き合い方など、正しく安全に使うための知識も必要になります。これについては、後ほど詳しくお話ししますね。

選択肢②:手軽さとコストパフォーマンスに優れた「スタイルシェード」

選択肢②:手軽さとコストパフォーマンスに優れた「スタイルシェード」

「オーニングの魅力はよく分かったけど、もう少し手軽に、コストを抑えて対策したい…」

そんな方に、私が次におすすめするのが、LIXILの「スタイルシェード」という商品です。これは、窓の上に専用のボックスを取り付け、そこからロールスクリーンのようにシェード(日除けの幕)を引き下ろして使う、いわば現代版の「よしず」や「すだれ」のようなもの、と考えていただくと分かりやすいかもしれません。

スタイルシェードの一番の魅力は、なんといってもその「手軽さ」です。オーニングに比べると価格もぐっと抑えられており、取り付け工事も比較的簡単で、1つの窓あたり約30分から1時間程度で完了することがほとんどです。以前、南国市で施工させていただいたK様も、「よしずのように毎年夏になったら出して、秋になったら仕舞うという手間がなくなった上に、使わない時はボックスに収納されて見た目もスッキリして、本当に快適になりました」と、大変喜んでいらっしゃいました。

そして、手軽だからといって、日除け効果が低いわけでは決してありません。スタイルシェードもオーニングと同じく「窓の外」で日差しを遮るため、太陽の熱を約83%もカットし、紫外線も最大で99%カットするという高い性能を持っています。室内の温度上昇を効果的に抑えてくれるので、省エネはもちろん、近年問題になっている室内での熱中症対策としても、非常に有効な手段と言えるでしょう。

また、生地のタイプを選べるのも面白い点です。例えば、外からの視線を遮りつつ、室内からの景色は楽しみたいという場合は「ベーシックタイプ」や「ライトモデル」を。一方で、道路に面したリビングの窓など、よりプライバシーを重視したい場所には、夜間に室内で照明をつけても中が見えにくいように工夫された「プライバシーモデル」という生地もあります。

ただし、もちろん注意点もあります。オーニングもそうですが、スタイルシェードは、あくまで「日除け」を主な目的とした商品です。雨除けとしての効果は期待できません。そして、これが最も重要なのですが、風にはあまり強くありません。メーカーからも、木の葉や小枝が常に揺れているような風(風速5m/s程度)が吹いてきたら、シェードを収納するようにとアナウンスされています。台風が頻繁に通過する高知で使う以上、この「風が強くなったら、こまめに収納する」という一手間が必要になる点は、必ずご理解いただきたいポイントです。

選択肢③:雨除けも兼ねる万能選手「テラス屋根+日除けオプション」

選択肢③:雨除けも兼ねる万能選手「テラス屋根+日除けオプション」

3つ目の選択肢としてご紹介するのが、「テラス屋根」を設置するという方法です。

「え?テラス屋根って、洗濯物を干すためのものでしょう?」と思われるかもしれません。確かに、テラス屋根の主な役割は「雨除け」です。天気を気にすることなく洗濯物を干せるという安心感は、特に共働きのご家庭などから大変喜ばれますし、それだけでも設置する価値は十分にあります。

しかし、このテラス屋根、実は日除けとしても非常に大きな効果を発揮してくれるのです。まず、屋根材そのものに遮熱効果の高いものを選ぶことができます。一般的に使われるポリカーボネートという素材には、暑さの原因となる熱線(赤外線)を効果的にカットしてくれる「熱線吸収タイプ」や「熱線遮断タイプ」といった種類があるのです。これを選ぶだけで、屋根の下の温度上昇をかなり抑えることができます。

さらに、テラス屋根には、オプションで開閉可能な布製の「日除け」を取り付けることも可能です。LIXILの「シュエット」という木目調のおしゃれなテラス屋根には、専用の日除けが用意されています。これがあれば、日差しの強い夏場だけ日除けを広げ、冬場は逆に日差しを採り込むために閉じておく、といったように、季節や時間帯に応じて光の量を自由にコントロールできるようになります。

実は、このテラス屋根と、先ほどご紹介した「スタイルシェード」を組み合わせる、という少し応用的な使い方もあります。テラス屋根の先端部分にスタイルシェードを取り付けることで、上からの雨は屋根でしっかりと防ぎ、西日など斜めから差し込んでくる厳しい日差しはシェードで遮る、という「良いとこ取り」のハイブリッドな使い方が可能になるのです。

この万能選手のようなテラス屋根ですが、設置を検討する際に、一つだけ非常に重要な注意点があります。それは、テラス屋根に隣接するお部屋が、設置前よりも少し暗く感じられる可能性がある、ということです。特に、遮熱効果を重視して色の濃い屋根材を選んだり、光を全く通さないアルミ製の屋根を選んだりした場合は、その傾向が強くなります。

一日中多くの時間を過ごすリビングが暗くなってしまっては、せっかくの快適空間が台無しです。この点は、ご家族のライフスタイルと照らし合わせながら、慎重に検討する必要があるでしょう。また、屋根材に当たる雨音が気になるという方もいらっしゃいますので、その点も考慮に入れておくと良いと思います 32

【目的別比較表】あなたのご家庭に最適なのは?

ここまで3つの選択肢をご紹介してきましたが、情報が多くて少し混乱してしまったかもしれませんね。そこで、それぞれの特徴を表にまとめてみました。あなたのお悩みやご希望と照らし合わせながら、最適な選択肢を見つけるための参考にしてください。

項目① オーニング(彩風など)② スタイルシェード③ テラス屋根+日除け
遮熱効果◎ 非常に高い。冷房費1/3削減も期待できる。〇 高い。太陽熱を約83%カット。〇 屋根材や日除けの有無で調整可能。
雨除け性能〇 小雨程度なら対応可能。△ 期待できない。あくまで日除け。◎ 非常に高い。洗濯物干しに最適。
耐風性能〇 比較的強い(風速20m/sまで)。× 弱い(風速5m/s以上で収納推奨)。◎ 非常に強い。台風にも耐える設計。
目隠し性能△ オプションで対応可能だが限定的。〇 生地の種類でプライバシー調整可能。〇 側面パネル等で調整可能。
デザイン性◎ カフェのようにおしゃれな空間を演出。〇 シンプルで住宅に馴染みやすい。〇 木目調などデザインも豊富。
目安価格
池本のコメント「日除け」と「空間演出」を最優先するならこれ。初期投資はかかりますが、夏の暮らしの質を劇的に変える力があります。とにかく手軽に日差し対策を始めたい方に。コストを抑えつつ高い遮熱効果が得られますが、風の強い日の管理は必須です。「雨除け」と「日除け」の両方を叶えたい万能選手。お部屋が暗くならないか、屋根材選びは慎重に行う必要があります。

後悔しない「オーニング・シェードの選び方」:専門家が教える4つの重要チェックポイント

さて、ここまでで3つの選択肢の特徴がお分かりいただけたかと思います。しかし、本当に「後悔しない選択」をするためには、商品を比べるだけでは不十分です。ここからは、20年間この仕事に携わってきた専門家として、商品選びのさらに一歩先にある、本当に大切にしてほしい「5つのチェックポイント」をお話しします。

注意点①:毎日のことだから。「電動」と「手動」の賢い選択

オーニングの設置を検討されるお客様が、必ずと言っていいほど悩まれるのが、「操作方法を電動にするか、手動にするか」という点です 。これは、日々の使い勝手に直接関わる、非常に重要な選択になります。

手動タイプのメリットは、やはり価格がリーズナブルであることです。初期費用を少しでも抑えたいという方には魅力的に映るでしょう。しかし、デメリットもあります。オーニングのサイズが大きくなればなるほど、キャンバスを巻き取る際に結構な力が必要になるのです。また、開け閉めのたびに、毎回窓を開けて外に出て、ハンドルを回すという作業が発生します。

一方、電動タイプのメリットは、その圧倒的な「楽さ」です。リモコン式を選べば、室内から、それこそソファに座ったままでもスイッチ一つで静かに開閉できます。デメリットは、やはり価格が上がることと、万が一の停電時には操作ができなくなってしまうリスクがあることです。

私のこれまでの経験上、正直にお話ししますと、最初は「手動で十分ですよ」と思って設置されたお客様が、数年経つと「だんだん開け閉めが面倒になって、結局あまり使わなくなってしまった…」とおっしゃるケースが、残念ながら少なくないのです。

だからこそ、私は特に間口が広く(例えば横幅が3.6m以上など)、出幅も大きいサイズのオーニングを設置される場合には、電動タイプを強くおすすめしています。「日差しが強くなってきたな」「雨が降りそうだな」と思ったその時に、ストレスなくサッと使える手軽さこそが、結果的にオーニングを最大限に活用し、満足度を大きく左右するからです。停電がどうしても心配だという方には、電動と手動の両方で操作できる併用タイプというものもありますので、どうぞお気軽にご相談ください。

注意点②:台風の多い高知だからこそ。「耐風性能」と長く使うための約束事

次に、台風銀座とも呼ばれるこの高知で暮らす私たちにとって、絶対に無視できないのが「耐風性能」の問題です。

LIXILの彩風オーニングは、業界でもトップクラスの耐風性能を誇り、風速20m/sの風にも耐えられるように設計されています。風速20m/sというと、気象庁の基準では「何かにつかまっていないと立っていられない」ほどの非常に強い風で、店舗の看板などが飛ばされ始めるレベルです。

しかし、私はオーニングを設置させていただくお客様には、必ず一つだけお約束をしていただいています。それは、「台風の予報が出たら、どんなに面倒でも、必ずオーニングをきちんと収納してください」ということです。

製品の性能を過信せず、その土地の気候を理解し、正しく使うこと。これこそが、大切な財産であるお住まいと製品を、長く、安全に使い続けるための何よりの秘訣なのです。

正しくお使いいただければ、オーニングの骨組みであるフレーム部分は10年以上、安心してご使用いただけます。ただし、常に雨風や強い紫外線に晒されているキャンバス生地は、どうしても消耗品となります。メーカーは5年程度での交換を推奨していますが、これはあくまで目安です。

生地が古くなると、強風を受けた際に破れやすくなるため、少し色褪せてきたり、硬くなってきたなと感じたら、早めに交換を検討するのが安心です。また、雨で濡れたまま長期間収納しておくと、カビや劣化の原因になりますので、雨が上がった晴れた日に、一度広げて乾かしてあげる。そんな少しの気遣いが、製品の寿命をぐんと延ばしてくれますよ。

注意点③:ご近所の視線は気になる?「目隠し機能」のメリットと限界

「お庭でゆっくり過ごしたいけれど、お隣さんや道路からの視線がどうも気になって…」

こうしたプライバシーに関するお悩みは、私たちがいただくご相談の中でも非常に多いものです。そして、日除け製品は、この「目隠し」としても一定の役割を果たしてくれます。

例えば、オーニングの中には、キャンバスの先端からメッシュ状のスクリーンをすだれのように降ろすことができる「彩風CR型」というタイプがあります。これは強い西日などを和らげつつ、ある程度の目隠し効果も発揮してくれます。しかし、あくまでメッシュ生地ですので、夜間に室内で照明をつけると、外から人影などは分かってしまいます。「完全な目隠し」にはならない、という点は正直にお伝えしておく必要があります。

また、先ほども少し触れましたが、スタイルシェードには「プライバシーモデル」という、より遮視性に優れた生地があります。日中は、外から室内はほとんど見えないのに、室内から外の景色はちゃんと見えるという、とても便利な特性を持っています。ただ、これもやはり夜間に室内灯を点けると、日中に比べれば透けやすくなりますので、過度な期待は禁物です。

そして、目隠しを考える上で、絶対に忘れてはならないのが「お隣さんへの配慮」です。自分の敷地内だからといって、例えばコンクリートの高い壁や、隙間の全くないフェンスを設置してしまうと、お隣の家に圧迫感を与えてしまったり、日当たりや風通しを悪くしてしまったりして、思わぬご近所トラブルに発展するケースがあるのです。

その点、オーニングやシェードは、必要な時にだけ使える「ソフトな目隠し」です。常に壁があるわけではないので、ご近所トラブルになりにくいという大きなメリットがあります。圧迫感を与えず、お互いに心地よい距離感を保ちながらプライバシーを守る。そんな優しい視点も、長く快適に暮らしていくためにはとても大切だと、私は思います。

注意点④:安さだけで選んでいませんか?「品質と価格」の本当の関係

エクステリアのご相談を受けていると、どうしても「価格」の話は避けて通れません。オーニングやシェードの費用は、大きく分けると「商品本体の価格」と、それを取り付けるための「工事費」で構成されています。当然、機能性の高いもの、サイズが大きいもの、そして手動より電動タイプの方が価格は高くなります。

最近では、インターネットなどで非常に安価な海外製品なども見かけるようになりました。しかし、私はプロとして、「価格の安さ」だけで商品を選ぶことを、決してお勧めしません。なぜなら、その安さには、必ず理由があるからです。

例えば、骨組みであるフレームのアルミが薄くて弱かったり、キャンバス生地の耐久性が低く、すぐに色褪せたり破れたりしてしまったり。あるいは、安さを売りにするあまり、本来あるべき安全な施工が行われなかったり。その結果、設置してすぐに壊れてしまい、修理や交換でかえって高くついてしまった、という話を私は何度も耳にしてきました。

エクステリアの工事は、お客様の目に見えない部分が非常に重要です。例えば、建物の壁にオーニングを固定する作業。この固定が不十分だと、強風を受けた際にオーニングごと壁から外れて落下し、人や物を傷つける大きな事故につながる恐れがあります。また、あってはならないことですが、施工不良が原因で壁との取り合い部分から雨漏りが発生してしまった…というケースも、残念ながら存在します。

私たち専門業者は、ただ商品を取り付けるだけではありません。そのお住まいの壁の構造や材質をきちんと見極め、最も安全で、長持ちする方法で施工を行います。この「安全」と「安心」という価値は、単純な価格以上のものだと、私は強く信じています。

まとめ

ここまで、高知の厳しい夏を快適に過ごすための、オーニングやシェードの選び方について、私の経験を元に詳しくお話ししてきました。

長い話になってしまいましたが、後悔しないために本当に大切なことは、突き詰めれば二つです。

一つは、「ご自身の家族が、どんな暮らしをしたいのか、その目的を明確にすること」。

そしてもう一つは、「目先の価格だけでなく、10年先を見据えた品質と安全性を第一に考え、それを実現してくれる信頼できるパートナーを選ぶこと」。

この二つさえ間違えなければ、きっとあなたの選択は成功するはずです。

少しだけ、想像してみてください。

今までうだるような暑さだったリビングが、オーニングが作る柔らかな日差しが差し込む、心地よい空間に変わる様子。

夏の日中は暑すぎてとても使えなかったお庭のテラスが、子供たちの笑い声や、ご夫婦の語らいが生まれる、家族みんなのお気に入りの場所に変わる未来。

「うちの場合は、どの選択肢が一番合っているんだろう?」

「もう少し具体的に、うちの窓だとどれくらいの費用がかかるのかな?」

もし、この記事を読んでそう思われたなら、ぜひ一度、お気軽にご相談ください。あなたのお住まいの状況や、ご家族の夢をじっくりお伺いしながら、あなたのためだけの最適なプランを、一緒に考えさせていただきます。

もちろん、相談したからといって、私からしつこく営業したり、無理に契約を迫ったりするようなことは一切ありません。その点は、どうぞご安心ください。

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